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風が強い日にロングスケートボードで試乗してみると
120センチのロングスケートボードで試乗してみた。風は5mからブローで7〜8m。
結論からいうとアスファルトではこれが個人的には一番良かった。
走り出し
セールを水平にしてボードに乗ってからおもむろにセールを進行方向に倒せばスルスルッと走り始める。一度キックして進めばさらに出足は速くなる。風も5mくらいあったので、まさにウインドのプレーニングのように体を後ろにあずけてのハイクアウト的セーリングが可能となる。これは信じてもらえないかもしれないが、まさにウインド感覚!上り角度(アップウインド)もかなりとれ、失速もしにくい。ロンスケだから当たり前?
プレーニング
使ったボードがスラロームのやわらかいトラックだったので高速走行になると揺れが激しくなる。両足のスタンスを狭めるか、足先を進行方向に向ける(足をなるべくボードの中心に置く)ことで、ある程度解消できた。ダウンヒル用の高速走行向けのボードならさらに快適に走れるだろう。
止まり方
止まるにはかかとに体重をかけて、風上にターンすればスピードも落ちる。緊急停止の場合、パワースライドが無理(普通無理か?)なら足をどちらか地面にこすりつけるか、飛び降りるしかない。飛び降りた時はどうしても小走りになるので、見てると危なげで面白い?
ターン
ジャイブ(風下ターン)をしてみると、高速ターンができればボードは安定するのだが、セールの返しが難しい。
※一番簡単なジャイブ
スピードに乗った状態でターンのはじめにセールを持ち上げ(万歳状態)、身体の重心を下げて膝を内傾することでターンを始める。
なるべく早めに後ろの手でブームのマストよりに持ち替え、セールのマスト側をターン出口方向に向けてしまうとよい。
持ち替える動作が遅いとスピードが落ちるし、セールが重く感じてしまいターン後半の荷重に集中できなくなる。
ロングボードの場合はターン後にウインドと同じように足位置を左右切り変えることができた。ただし、ターンに入る時にセールを持ち上げ水平にすることで、風は逃せるのだが、ターンの最中はバランスを崩し易く一番危険な状態なので、最初はスピードを出さずにやらないと痛い目に会う。
上記のターンの場合、風と同じ方向に進むことで本当の風が進行風によって相殺され、セールが風を受けず重くなる。ターンの途中でこうなるとターンどころではなくなる。また、ウインドのようにターンの途中までセールを引きこんだままにして、ターン後半でセールを返そうとしてもタイミングが合わないようだ。やはりテールウインドターン(セールを水平にして絶えずマストスリーブ側を進行方向に向けてセールを回転させる)をマスターしないといけないのだろうか?
強風時
強風時はセッティング時やライディング中にブームを離すと飛んでいってしまうので、リーシュコードなどをつける必要がある。他の人への安全性を考えると必需品だ。
風速6mを超えるとセールが上に持ち上がろうとし、押さえが利かなくなるが、風を逃す効果はかなりあるので、この状態でも少し進行方向に傾けるだけでパワーを得て走り続ける事もできる。でも万歳しながら走るのはちょっとかっこ悪い!
後日ハーネスをすることで持ちあがろうとするパワーも水推進力に変わり、安定もすることを確認した。
シバーリング
セールが水平に向いた状態は風を逃し、ウインドでいうシバーリング、ニュートラルな状態となる。片手でブームのマストよりを持ってみると確かに軽く持てるが左右にセールが振られて安定しない。もう一方の手でマストスリーブを持たなければセールがおとなしくならないのだ。
つまり、セールを片手で持っても完全なニュートラルな状態とはならない。片手だけで掴んでもう少し安定すれば操作性もかなり向上するのでは。
今回2度にわたりロンスケで乗ってみたが、風の向きがよかったので全長500mほどのエリアを使って端から端までプレーニングであっという間に走り抜けてしまった。
ウインドサーフィンをやってる人なら風次第で、初めての日でも充分プレーニング感を楽しめるだろう。
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